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論文

海産生物におけるPu及びAmの濃縮係数

中野 政尚; 竹安 正則; 藤田 博喜; 武石 稔

第47回環境放射能調査研究成果論文抄録集,平成16年度, p.57 - 58, 2005/12

1987年から2004年までの東海村地先周辺海域における測定結果から、海産生物のPu及びAmに対する濃縮係数を算出し、過去の濃縮係数と比較した。その結果約20年前のデータによって算出した値に比べて、ヒラメ、貝、海藻におけるPuの濃縮係数が見かけ上大きくなった。これら海産生物のように海底に生息する生物種に対しては,非常に海水濃度が低くなった状態において、表層海水ではなく、海底間隙水、餌、海底土からの移行が大きく寄与すると考えられる。

論文

日本海における人工放射性核種の移行挙動に関する研究,3

伊藤 集通; 乙坂 重嘉

第47回環境放射能調査研究成果論文抄録集,平成16年度, p.59 - 60, 2005/12

日本海における放射性核種の濃度分布の把握と、これらの移行過程及び海水等の循環過程の解明を目的として、日本海における調査研究を1997年から2002年にかけて行い、日本及びロシアの排他的経済水域内で11調査航海を実施した。これまでに海水,海底土中の人工放射性核種の濃度レベルや分布,移行に関して報告してきた。ここでは、これら核種の日本海での全存在量について報告する。$$^{90}$$Srの全存在量(=海水中存在量+海底土中存在量)は550$$sim$$2900Bq/m$$^{2}$$の範囲にあった。全存在量の測点間の差は、各測点の水深の違いに依存しており、海域の違いによる目立った差は見られなかった。海水中と海底土中での存在量の比を見ると、多くの測点で全存在量の99%以上を海水中の存在量が占めていたが、大和海盆の縁辺部では海底土中の存在量の寄与が、1.6$$sim$$8.6%と比較的大きくなっていた。$$^{137}$$Csでは、全存在量は680$$sim$$4400Bq/m$$^{2}$$の範囲にあり、$$^{90}$$Sr同様目だった海域差は認められない。また、$$^{90}$$Sr同様、大和海盆の縁辺部にあたる測点で海底土中の存在量の寄与が最大26.9%と大きくなっていた。一方、$$^{239+240}$$Puでは、全存在量は、37$$sim$$136Bq/m$$^{2}$$で、基本的には測点の水深に依存するものの、大和海盆内でのばらつきが大きくなっていた。とくに、$$^{90}$$Sr及び$$^{137}$$Csで海底土中の存在量の比率が大きくなっていた大和海盆縁辺部の測点では、海底土中の存在量が全体の50%を越え、最大で93%に達する結果を得た。

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